
ひな祭りについて簡単に説明すると、次のような事があげられます。 「白酒」は、昔から、ひな祭りには欠かすことのできないものです。元々は、不老長寿の木である桃の花を、酒に浸して作る「桃花酒」を飲んでいましたが、江戸中期に入ってから、白酒を飲むのが定着したようです。実は、本当の白酒を飲んだことのある人は少ないようで、「甘酒」と間違っている人がたくさんいるようです。白酒は、もち米を蒸して、味りんか米麹を加えて、さらに焼酎を加えて熟成させて、磨り潰して仕上げられます。アルコール度数はだいたい10%前後で、甘みがあり、酒税法では“リキュール”に分類されます。
「子供の時から、白酒が好きで良く飲んでいた」という人は、似たような甘酒を白酒と思い込んでいるのでしょう。甘酒は、ご飯などに米麹を加えて混ぜ合わせ、定温で一昼夜保温し、糖分をでんぷんから引き出した甘い飲み物です。ひな祭りパーティーの料理と言えば、ちらし寿司と蛤(はまぐり)が入ったお吸い物でしょう。「ちらし寿司」は、ひな祭りの言い伝えは特にありません。江戸時代、3月3日は「ひな祭り」であると共に、大潮に近いため“潮干狩りをする日”とされていました。
寒い冬が終わって、だんだんと暖かくなってきたこの時期の海は眺めも良く、たくさんの人が潮干狩りを楽しんでいたようです。女性たちは「潮干小袖」という、潮干狩りをするために袖を短くした着物を着て、海へ向かったそうです。3月3日は、元々、水辺に出かけて厄を払う日でした。盛り付けをする際には、開いた両側の貝に、身をそれぞれに乗せましょう。ひな祭りに飾られる「雛人形」は、宮中での様子を表現しており、「婚礼」を主に意味しています。